【テレアポの極意】決裁者と話せる時間帯って知っていますか?

 

テレアポで決裁者に繋がる時間帯に絞って架電をすることはとても大切です。

何故ならテレアポはトークスキルだけで勝負できる仕事ではなく、
単純に確率勝負になる要素が強いからです。

 

例えば
1時間電話した時に5人の決裁者と話ができる人と10人の決裁者と話ができる人であれば、
後者の方が2倍の効率で稼働できることになります。

どんなに2人の間にトークスキルがあったとしても、2倍の差は埋まらないと思います。

トークスキルの向上に目が行きがちかと思いますが、
テレアポは決まったトークスクリプトをいかに多くの決裁者に読むことができるかというシンプルな勝負です。

 

今日はその勝負に勝つための、誰でも今日からできる決裁者と話せる時間帯に絞って架電をする方法を教えます。

【入門編】

午前9時~12時の時間帯を大事に架電する。

企業向けに架電するテレアポの場合は午前中が勝負です。

何故なら午前中はどの業種も繋がり、また話をしてもらえる可能性が高いからです。

 

例えば不動産業の場合は10時からの開店に向けて準備をしている最中で
10時以降開店した後よりも話を聞いてもらいやすい傾向にありますし、
飲食店であれば概ね9時から10時の間に出勤をして準備を始めて11時から11時半の開店を目指すお店が多いため、
この時間帯が狙い目になります。

 

また、この時間にオーナーや店長のような決裁者がいない場合もこの時間に情報収集をしてから再コールをすることで、
午後の時間帯で決裁者と話ができる可能性が上がってくるのです。

 

このように午前中は話を聞いてもらいやすい時間帯になるため、
午前中はコール数をしっかり上げながらとにかく力を入れてコールをしましょう。

【応用編】

業種別のアイドルタイムを把握しよう

アイドルタイムとは、決裁者と話がしやすい時間帯になります。
これは業種別に違ってくるので、それぞれのアイドルタイムを把握して架電するだけでも大きく成果が変わってきます。

業種 アイドルタイム
飲食 午前11時以前と午後1時半過ぎから午後5時までの時間帯
(ランチとディナーを外した準備時間を狙う)
理美容 午前10時以前もしくは店舗の閉店後
(開店前もしくは閉店後を狙う)
医院 午前8時もしくは昼12時
(院長先生が手すきの時間を狙う)
不動産業 午前10時以前
(開店前を狙う)
事務所 午前10時以前もしくは午後3時前後
(出社直後もしくは午前のピークが過ぎた時間を狙う)

5つの業種を例に上げましたが、
他の業種でもその業種の人々がどのような時間配分で仕事をしているかをイメージしながら架電をすることで、
業種問わず闇雲に架電をするよりも断然効率が上がってきます。

また、最初に電話をした段階で決裁者が不在でも、
決裁者がいる時間帯を聞いたり決裁者の名前や携帯電話の番号等を聞き出したりすることで、
次に繋がっていくので繋がる時間を狙ってかけることで決裁者に繋がる可能性が大幅に上がります。

アイドルタイムを意識して架電するかしないかで、成果に天と地の差が出てきます。

各業種のアイドルタイムをマスターすることで、成績トップの座も夢じゃありません!

【上級編】

 

時間帯ごとに作戦を立てて架電しよう‐架電タイムテーブルの作成

テレアポで架電をする対象は、下記の3つに分けることができます。

  • アイドルタイムがある業種
  • アイドルタイムがない業種(自営業、寺院、工場、農業、教育など)
  • 再コール案件(決裁者の名前や時間が聞き出せている、あるいは再コールの約束をしている)

この3つの分類を意識して効率良くコールを回していくことで、他の人に圧倒的な差を付けることができるようになります。

特に③について、効率が悪い人は相手に言われるがままに電話をするパターンが多いですが、

これも午前、午後、夕方の3つの時間帯に振り分けていくと効率が上がります。

(架電タイムテーブルの例)

時間帯  架電する業種
9:00-10:00 再コール架電および理美容・不動産
10:00-11:00 飲食
11:00-12:00 教育および農業
12:00-13:00 医院および自営業
13:00-14:00 休憩
14:00-15:00 再コール架電および飲食
15:00-16:00 事務所
16:00-17:00 寺院および工場
17:00-18:00 再コールおよび報告まとめ等

 

上記の場合、朝と昼過ぎ、そして夕方の3回に再コールの時間を設定しているので、

基本的にはこの3つの時間帯に再コールを固めていくことで効率よくコールを回すことができるようになります。
(ただしすでに決裁者と話ができている場合やその時間帯に架電をすれば間違いなく決裁者と話ができる案件については臨機応変に上記3つの時間帯以外でもコールをします)

特に午前中の再コール案件を回しながら、午前こそ熱い案件をいかに効率良くコールを回していけるかが勝負の分かれ目になるでしょう。

アイドルタイムをしっかり意識しながら再コールをがっちり回していくことで、
どの時間帯も決裁者と話をすることができ、コンスタントに受注に繋げることができるようになります。

【まとめ】

  • 午前中に力を入れて架電をする
  • アイドルタイムを意識する
  • 架電タイムテーブルを作成し、それに沿って稼働する

この3つを意識してコールをすることで、劇的に架電効率が変わります。

3つすべてを実践することで成績トップの座も夢じゃない、魔法のコツになりますので
今日から早速チャレンジしてみてください。

  1. 通話音声は会社の財産です。

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