法人向けのテレアポでは、個人向けのテレアポとは少し違った考え方が必要になります。
同じトークスクリプトを使っていても、
「どの業種に電話するのか」
「何時に電話するのか」
「誰につないでもらうのか」
「不在だった場合、いつ再度電話するのか」
によって、結果は大きく変わります。
特に法人営業では、決裁者と話すまでに受付担当者を挟むケースも多いため、「話す内容」だけでなく「案件の管理」が重要になります。
つまり、法人向けテレアポでは、アポインター個人の話術だけに頼るのではなく、誰に、いつ、どのようにアプローチするかを整理することが成果につながるポイントです。
今回は、法人向けテレアポで特に意識したい3つのポイントを紹介します。
▽目次
法人向けテレアポのポイント①「業種別の架電時間」と「案件管理」を徹底する
法人向けテレアポでまず意識したいのが、架電する時間帯です。
法人の場合、業種によって仕事の流れが大きく異なります。
例えば、
- 飲食店
- 不動産会社
- 建設会社
- 士業
- 医療・介護関連
- 一般企業
では、忙しくなる時間帯も、担当者が電話に出やすい時間帯も異なります。
そのため、「法人にはこの時間に電話すればいい」と一律に決めるのではなく、ターゲットとなる業種ごとにデータを蓄積していくことが重要です。
例えば、
「この業種は午前中につながりやすい」
「この業種は昼過ぎのほうが担当者につながる」
「この企業は午後から社長がいることが多い」
といった情報を残しておけば、次回以降の架電に活用できます。
再コール案件は特に管理が重要
法人向けテレアポでは、一度の電話で決裁者につながらないことも珍しくありません。
「担当者が不在だった」
「○時にかけ直してほしい」
「社長は午後から出社する」
など、さまざまな情報を得られることがあります。
ここで重要なのが、その情報をきちんと記録しておくことです。
例えば、
「○月○日 10時:担当者不在」
「○月○日 15時以降なら在席予定」
「担当者名:○○様」
といった情報を残しておけば、次回の電話をスムーズに行えます。
逆に、こうした情報を管理せずに毎回ゼロから電話をしてしまうと、
「前にも電話したのに同じ説明をしてしまう」
「担当者がいる時間に電話できない」
「せっかく得た情報を忘れてしまう」
といった無駄が発生します。
法人向けテレアポでは、1回の電話でアポが取れなかったとしても、その電話で得た情報を次の架電につなげることが重要です。
法人向けテレアポのポイント②「決裁者につながるための情報」を集める
法人に電話をすると、最初に受付担当者が電話に出るケースがあります。
このとき、受付担当者に対して商品説明を長々と行うよりも、まずは「誰が担当者なのか」を確認することが重要です。
例えば、
「こちらの件のご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」
と確認します。
担当者が別にいるのであれば、
「ありがとうございます。担当者様のお名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
「ご都合のよい時間帯はございますでしょうか?」
など、次回のアプローチにつながる情報を確認しておきます。
ここで大切なのは、受付担当者を「突破する相手」と考えないことです。
受付担当者も会社を代表して電話を受けているため、丁寧に対応する必要があります。
受付担当者から得られる情報によっては、次回の架電で担当者につながりやすくなることもあります。
例えば、
「担当者のお名前」
「担当部署」
「在席しやすい時間帯」
「折り返しの可否」
などです。
こうした情報を一つずつ蓄積していけば、最初は担当者につながらなかった企業でも、次回以降のアプローチを改善できます。
「誰と話すか」を把握する
法人向け営業では、必ずしも社長だけが決裁者とは限りません。
会社の規模や商材によって、
- 社長
- 役員
- 部門責任者
- 店長
- 担当者
など、意思決定に関わる人物は異なります。
そのため、「とにかく社長につなげてもらう」という考え方ではなく、自社の商品・サービスについて誰が判断するのかを確認することが大切です。
決裁者や担当者が分かれば、次回の架電時に、
「先日、○○様がご担当と伺いましたので、お電話いたしました」
と、よりスムーズに話を始められます。
法人向けテレアポでは、1件の電話からできるだけ多くの情報を正確に残すことが、次のアポイントにつながります。
法人向けテレアポのポイント③「再コール時のアプローチ」を工夫する
法人向けテレアポでは、再コールが非常に重要です。
一度目の電話で担当者につながらなかったとしても、
「担当者が不在だった」
「会議中だった」
「後ほど電話してほしいと言われた」
のであれば、まだ営業機会は残っています。
そこで重要になるのが、再コール時のアプローチです。
例えば、前回の電話で担当者名を確認できているのであれば、
「お忙しいところ恐れ入ります。○○社の○○と申します。先日、○○の件でお電話した際に、○○様がご担当と伺いましたので、お電話いたしました。○○様はいらっしゃいますでしょうか?」
というように、前回の情報を活用して話します。
これなら、受付担当者から見ても、
「誰に、何の用件で電話しているのか」
が分かりやすくなります。
また、前回の電話で「○時頃なら担当者がいる」と聞いているのであれば、その時間帯に合わせて電話することも重要です。
再コールでは「前回の情報」を必ず活用する
再コールで避けたいのが、前回の電話内容をまったく把握せず、毎回同じアプローチを繰り返すことです。
例えば、前回の電話で、
「担当者は○○様」
「午後3時以降なら在席」
という情報を得ているのであれば、それを次回の架電に活用します。
この積み重ねによって、
「電話をかける」→「情報を得る」→「情報を記録する」→「次の電話に活用する」
という営業サイクルを作ることができます。
法人向けテレアポでは、このサイクルをどれだけ丁寧に回せるかが重要です。
法人向けテレアポは「決裁者につながるまで」の管理が重要
法人向けテレアポでは、「決裁者と話せれば勝負」という考え方になりがちです。
もちろん、決裁権を持つ担当者と話すことは重要です。
しかし、実際にはそこへたどり着くまでにも、多くの情報が存在します。
「誰が担当なのか」
「いつ電話すればつながるのか」
「前回どんな話をしたのか」
「どのような反応だったのか」
「次はいつ電話するのか」
これらをきちんと管理することで、1件1件の電話が次のアプローチにつながっていきます。
つまり、法人向けテレアポでは、
「何件電話したか」だけではなく、「1件1件の電話からどれだけ有効な情報を残せたか」
という視点も重要なのです。
法人向けテレアポを効率化するなら「アポ放題」
こうした案件管理を効率化するには、テレアポ専用のシステムを活用する方法もあります。
「アポ放題」は、テレアポ業務を効率化するCTIシステムです。
顧客情報の管理やワンクリック発信に加えて、架電結果の管理、通話録音、架電時間の分析など、テレアポ業務を管理するための機能を備えています。
法人向けテレアポでは、
「いつ電話したのか」
「誰に電話したのか」
「結果はどうだったのか」
「次はいつ電話するのか」
といった情報を正確に管理することが重要です。
アポ放題を活用することで、こうした顧客情報や架電結果を管理しながら、次回のアプローチにつなげることができます。
また、架電時間の分析機能を活用すれば、どの時間帯にどれくらい電話しているのかを確認し、業務改善にも役立てられます。
法人向けテレアポでは、アポインターの話術だけを改善するのではなく、架電・管理・分析まで含めて営業活動を仕組み化することが重要です。
まとめ
法人向けテレアポで意識したいポイントは、次の3つです。
① 業種ごとの架電時間と案件管理を徹底する
② 担当者・決裁者につながるための情報を集める
③ 再コールでは前回の情報を活用する
法人営業では、一度の電話でアポイントが取れないこともあります。
しかし、
「担当者が分かった」
「在席時間が分かった」
「次回の架電時間が決まった」
ということであれば、その電話は決して無駄ではありません。
大切なのは、1回の電話をその場限りで終わらせず、次のアプローチにつなげることです。
電話する → 情報を残す → 次の電話につなげる。
この流れを仕組みとして作ることができれば、法人向けテレアポの効率は大きく変わってきます。
まずは現在の架電リストを見直し、
「この企業には何時に電話するのか」
「担当者は誰なのか」
「次はいつ電話するのか」
という3点を整理するところから始めてみましょう。






























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