テレアポで成果を上げるためには、トークスキルだけではなく、「いつ電話をかけるか」も非常に重要です。
新規顧客へ電話をかけても、
「担当者が不在だった」
「今は忙しいと言われた」
「また後で電話してくださいと言われた」
という経験は、テレアポをしている方なら一度はあるのではないでしょうか。
もちろん、すべての企業に共通して「この時間なら必ず決裁者につながる」という時間帯があるわけではありません。
しかし、業種や企業の営業時間、仕事の流れを考えながら架電することで、決裁者と話せる確率を高めることはできます。
テレアポは、トークスキルだけで勝負する仕事ではありません。
どれだけ優れたトークができても、決裁者と話す機会そのものが少なければ、アポイントを獲得するチャンスも減ってしまいます。
例えば、1時間で5人の決裁者と話せる人と、10人の決裁者と話せる人がいたとします。
単純に考えれば、後者は同じ時間でも2倍の決裁者にアプローチできます。
もちろん、実際の成果はリストや商材、トーク内容などさまざまな要素によって変わります。
それでも、「決裁者と話せる母数を増やす」ことがテレアポの成果を高める重要なポイントであることは間違いありません。
そこで今回は、今日から実践できる「決裁者と話しやすい時間帯を意識した架電方法」を、入門・応用・上級の3段階に分けてご紹介します。
▽目次
目次
① 【入門編】まずは午前中の架電を意識する
② 【応用編】業種ごとの「つながりやすい時間帯」を把握する
③ 【上級編】時間帯別の架電タイムテーブルを作る
④ 【まとめ】時間を味方につければテレアポは変わる
【入門編】まずは午前中の架電を意識する
まず最初に意識してほしいのが、午前中の時間帯です。
企業向けに架電するテレアポでは、午前中を重要な時間帯として考えてみましょう。
午前中は、業種によっては営業開始前の準備や、1日の業務を整理している時間にあたります。
そのため、業種によっては午後の繁忙時間帯よりも、比較的話を聞いてもらいやすいケースがあります。
例えば不動産会社であれば、店舗の営業開始前にスタッフが準備をしていることがあります。
飲食店であれば、ランチ営業が始まる前の時間帯に仕込みや準備を行っている店舗もあります。
もちろん、すべての企業・店舗に当てはまるわけではありません。
大切なのは、
「この会社の決裁者は、いつなら電話に出やすいだろう?」
と相手の仕事の流れを考えて架電することです。
また、午前中に電話をして決裁者が不在だったとしても、そこで終わりではありません。
「何時頃でしたらいらっしゃいますか?」
と確認しておけば、次回の架電時間を決めることができます。
つまり、午前中の架電は単純にアポイントを取るためだけではなく、決裁者につながる時間帯を把握するための情報収集としても活用できます。
まずは「とにかく電話をかける」のではなく、午前中の時間帯を意識して架電してみましょう。
【応用編】業種ごとの「つながりやすい時間帯」を把握する
さらに架電効率を高めたいのであれば、業種ごとの仕事の流れを把握することが重要です。
すべての業種に同じ時間帯で電話をかけても、効率よく決裁者と話せるとは限りません。
例えば飲食店と一般企業では、忙しい時間帯がまったく違います。
飲食店ならランチやディナーの時間帯は忙しくなりますし、理美容店なら営業時間中は接客中で電話に出にくい可能性があります。
そこで、業種ごとに「比較的電話しやすい時間帯」を考えてみましょう。
| 業種 | 架電を検討したい時間帯 | ポイント |
| 飲食店 | 午前中・14時~17時頃 | ランチ・ディナーのピークを避ける |
| 理美容 | 開店前・閉店後など | 接客中の時間帯を避ける |
| 医院 | 診療時間の合間など | 診療中を避けて時間を考える |
| 不動産 | 営業開始前など | 開店前の時間帯を狙う |
| 一般企業・事務所 | 午前中・午後の業務が落ち着く時間帯 | 出社直後や会議時間などを考慮する |
ここで重要なのは、表の時間帯をそのまま「正解」として使うことではありません。
企業によって営業時間や業務内容は異なるため、実際に架電しながら「この企業は何時ならつながりやすいのか」というデータを蓄積することが大切です。
例えば、
「午前10時に電話したら担当者が不在だった」
「15時に電話したら決裁者につながった」
という情報があれば、次回から15時前後を狙って電話できます。
一度の不在を「つながらなかった」で終わらせるのではなく、次回につながる情報に変えることが、テレアポの効率化につながります。
決裁者が不在でも「次につながる情報」を聞き出す
テレアポでは、最初の電話で決裁者と話せないことも珍しくありません。
ここで大切なのが、単純に「また電話します」で終わらせないことです。
例えば、
「○○様は何時頃でしたらお戻りでしょうか?」
「何曜日でしたらお時間をいただきやすいでしょうか?」
など、次回の架電につながる情報を確認してみましょう。
場合によっては、決裁者の名前や担当部署などを確認できることもあります。
こうした情報をきちんと記録しておけば、次回の架電では、
「いつ、誰に電話すればいいのか」
が明確になります。
これだけでも、闇雲に電話をかけ続けるより効率は大きく変わります。
テレアポでは「不在だった=失敗」ではありません。
次の架電につながる情報を取得できれば、それも一つの成果です。
【上級編】時間帯別の架電タイムテーブルを作る
ここまでできるようになったら、次は**「時間帯ごとに架電する対象を決める」**という方法を試してみましょう。
テレアポで架電する対象は、大きく分けると次の3つに分類できます。
① 業種ごとに比較的つながりやすい時間帯がある企業
② 特定の時間帯に左右されにくい企業
③ 決裁者の在席時間がわかっている再コール案件
この3つを整理して、時間帯ごとに架電先を振り分けます。
例えば、次のようなタイムテーブルです。
| 時間帯 | 架電する対象 |
| 9:00~10:00 | 再コール・理美容・不動産など |
| 10:00~11:00 | 一般企業・事務所など |
| 11:00~12:00 | 午前中に架電しやすい業種 |
| 12:00~13:00 | 医院・自営業など、状況に応じて架電 |
| 13:00~14:00 | 休憩・リスト整理 |
| 14:00~15:00 | 再コール・飲食店など |
| 15:00~16:00 | 一般企業・事務所など |
| 16:00~17:00 | 工場・店舗など |
| 17:00~18:00 | 再コール・記録・翌日の準備 |
もちろん、これはあくまで一例です。
実際には、自社のターゲットや営業時間、これまでの架電データをもとに調整していく必要があります。
重要なのは、「空いている時間に電話する」のではなく、「つながりやすい相手に、つながりやすい時間に電話する」ことです。
再コール案件を効率よく回すことが重要
特にテレアポで大きな差が出やすいのが、再コール案件の管理です。
例えば、
「○日の15時頃に電話してください」
「担当者は16時以降ならいます」
「来週の火曜日にお願いします」
という情報を取得できたとします。
この情報をきちんと管理していなければ、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
逆に、再コールする時間をあらかじめ整理しておけば、決裁者と話せる可能性の高い案件を優先的に回すことができます。
つまり、
新規架電だけをひたすら続けるのではなく、再コール案件と新規架電を組み合わせることが重要です。
午前・午後・夕方など、あらかじめ再コールの時間帯を設定しておけば、架電業務にもメリハリがつきます。
時間帯を管理するなら「アポ放題」
ここまでご紹介したように、テレアポでは「何件電話したか」だけでなく、
「いつ電話したのか」
「誰につながったのか」
「次はいつ電話するのか」
を管理することが重要です。
特にアポインターが増えてくると、Excelや個人のメモだけでこうした情報を管理するのは大変になってきます。
そこで活用したいのが、テレアポ業務を効率化する「アポ放題」です。
アポ放題では、顧客情報を管理しながら架電できるため、日々のテレアポ業務を効率化できます。
さらに、ワンクリック発信によって電話番号を一つひとつ入力する手間を減らせるため、「つながりやすい時間帯に、より多くの顧客へ電話する」ための環境づくりにも役立ちます。
また、チャート機能を活用すれば、架電数やアポイント獲得率などのデータを確認できます。
例えば、
「午前中と午後でアポ率に違いがある」
「特定の時間帯に架電数が落ちている」
「この時間帯は決裁者につながりやすい」
といった傾向を分析することで、より効率的な架電スケジュールを考えられるようになります。
感覚だけに頼るのではなく、実際の架電データをもとに時間帯を改善していくことが、テレアポの再現性を高めるポイントです。
まとめ
今回は、決裁者と話しやすい時間帯を意識したテレアポの方法についてご紹介しました。
テレアポで成果を高めるためには、トークスキルを磨くことももちろん重要です。
しかし、それと同じくらい、
「誰に電話するか」
「いつ電話するか」
「次にいつ電話するか」
を考えることも重要です。
今回ご紹介したポイントをまとめると、
① 午前中の架電を意識する
② 業種ごとの仕事の流れを把握する
③ 決裁者が不在でも次回につながる情報を聞く
④ 再コール案件をきちんと管理する
⑤ 時間帯別の架電タイムテーブルを作る
⑥ 架電データを分析して改善する
という6つです。
「とにかく電話をかける」という方法から、
「つながりやすい時間に、つながりやすい相手へ電話をかける」
という方法へ変えるだけでも、テレアポの効率は変わってきます。
さらに、架電データを蓄積していけば、自社にとってどの時間帯・どの業種が成果につながりやすいのかも見えてきます。
テレアポは、ただ数をこなすだけの営業ではありません。
時間を味方につけ、効率よく決裁者との接点を増やしていくこと。
それが、テレアポで安定して成果を出すための重要なポイントです。
「もっと効率よく架電したい」
「再コール案件をきちんと管理したい」
「アポインターの架電状況を数字で把握したい」
という方は、ぜひ「アポ放題」の機能もチェックしてみてください。





























この記事へのコメントはありません。